ChelseaArt Academy

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そうして今の私は スケッチに当たって次の2つのことを心掛けるようにしています。
1つは風景を前にして、その風景を切り取り自分の描きたい風景にアレンジします、それは白黒だけのサムネイルトーナルスケッチの形で
6Bの鉛筆で数分間で描く(インスタントラーメンと同じ)、この中で気に入ったところまで形を変えたり、省略したり、付け加えたり、明暗の構成をアレンジしたりします。
明暗の構成はその絵の奥行き感やボリューム感、絵のモードや心地よさまでも決定します。
これでその絵の骨格はほぼ決まってしまいます。
私はこれを音楽で言う作曲=楽譜だ(絵なら絵譜かな?)と思うのです。

2つ目はこのトーナルスケッチを元にして一気に描きます。
大体トータルで1時間以内に描きあげます。
出来る限り無駄のない筆の運びをします。ゴルフではパー72をどれだけ少ないストロークで廻るかを競い合いますが、絵もどれだけ少ないブラシストロークで描けるかを心掛けます。
ゴルフでもシングルを目指しレッスンに励むのですが絵も同じです。
早く描く事は形を単純化してとらえ抽象化していく力をつけます。
筆使いの幅を広げるために ウエットインウエット、ミングル、グレージング、ミキシング、ドライブラシ、リフテイング、リガー筆、モッピーブラシ・・・・・ちょうどゴルフでドライバーから始まり
スプーン、アイアン、ピッチングウエッジ、パターでカップイン・・
とクラブを使い分けるようにフアーストウオッシュから描きます。
変化にとみ、勢いのある、生き生きとした、魅力溢れるスケッチは、この様にして生まれてくると思います。
ですから日頃の練習、精進がとても大切になります、ピアノでも毎日
何時間も弾き込むのと同じようにデッサン力でありブラシワークの技を常に磨く・・・同じだと思います。

1枚に何時間かかりますか?とよく聞かれます、私は何十年プラス1時間ですと お答えする所以です。

気に入ったスケッチスポットにイーゼルを立てこれからはじめる即興演奏に心を震わせるのはスケッチの醍醐味です。
皆さん 静かな自然の中に、賑やかな雑踏のなかに出かけようではありませんか。
あなたならでわの詩を歌いに!!

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